勉強会/コラム

食べ物コラム キャベツ

みなさん、こんにちは。荒井歯科医院スタッフの大竹です。

最近、寒くなったり、暖かくなったりと気温の差が激しいこの頃ですが、みなさまお元気でしょうか?

私は体質なのか、気温の差が激しくなると頭痛が出てしまうのですが、それでも頭痛に負けず、患者様のお口の健康のため今日も自分に出来る精一杯の仕事をしています。

 

さて、それでは今回の食べ物コラムの話に移りたいと思います。

今回、紹介する食べ物は貧乏人の医者と言われる野菜、「キャベツ」です。

家庭でおなじみのキャベツですが、その歴史をみなさんご存知でしょうか?

ちなみに私は調べるまで、知りませんでした。

キャベツは世界最古の野菜のひとつ、と言われるほど歴史が深く、ギリシャでは古代から薬草として扱われていたそうです。

日本には、江戸時代に観賞用として伝わり、食用として流通し始めたのは、明治時代からとされており、文明開化で西洋料理が伝わったのがきっかけとされています。

古くから薬草として、重宝されてきたキャベツ、その栄養価は貧乏人の医者と言われるほど高く、骨を丈夫にするビタミンK、風邪の予防に効果的なビタミンCなどビタミン類が豊富に含まれています。

中でも特徴的なのは、薬の名前にもなっている「キャベジン」別名、ビタミンUです。

ビタミンU は胃腸の粘膜組織作り、修復しするなどのより、胃腸の働きを助けるビタミンです。

また肝臓の機能を高める働きもあるため脂肪肝などを防いだり、抗酸化作用もあるため、ガンや動脈硬化も予防するのに貢献します。

 

キャベツは千切りキャベツやサラダにして生で食べてよし、ポトフやロールキャベツなど加熱して食べてよしと調理法も多彩で、栄養と調理法どちらも豊富な万能野菜なのです。

ちなみに、キャベツにも花言葉があると知っていましたか?

キャベツの花言葉は「利益」

巻いた葉の中に宝物が入っているイメージでつけられたそうです。

そう言われると、なんとなく納得できる花言葉ですね。

キャベツは種類も豊富で、芽キャベツや紫キャベツなどの品種もあります。

芽キャベツは丸ごと食べられ、ビタミンCやビタミンB1が豊富です。生食には不向きなので煮込み料理などがオススメです。

紫キャベツにはアントシアニンが豊富で、花粉症予防や目の機能向上に役立ちます。

どうでしたでしょうか?普段、食べているキャベツ、思っていたよりも奥が深い野菜だったのではないでしょうか。

みなさんもキャベツを食べて、この風邪をひきやすい時期を乗り越えましょう!