口腔がんのお話

みなさん、こんにちは。荒井歯科医院スタッフの大竹です。

最近、暖かくなってきたと思ったら、また寒くなったりと気温の差が激しいこの頃、みなさま元気にお過ごしでしょうか?

荒井歯科医院のスタッフ達は今日も元気に笑顔で頑張っています!

さて、今週も前回と同様、お口についてのコラムにしたいと思います。

食べ物コラムは今週もお休みです。

今週は、口腔がんについてお話します。

2019年2月、タレントの堀ちえみさんが、口腔がんであると公表し、騒然としました。

ところで、みなさんは口腔がんのことを、どの程度ご存知ですか?

口腔内の舌とが歯茎にできるものだということは予想できると思います。

しかし、その他のことはいまいちよく知らないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

口腔がんは、年間8000人がかかり、多くの方が死亡しています。

その数は年々、増加の傾向にあるにもかかわらず、あまり知られていないがんのため放置されやすく、知らない間に進行してしまい、術後も顔の形や発生の変化など後遺症が残り、最悪の場合、死に至ります。

口腔がんの危険因子としては、アルコール、タバコ、虫歯の放置、口の不潔、栄養不足などが原因と言われています。その他としては肝がんや乳がん等他の臓器に出来たがんが、口に転移し出来るケースもあります。また男女でもなりやすさは異なり、男性は女性の1.5倍なりやすいという研究データがあります。

症状は出血、口臭、腫れ、しこり、ただれ、歯のぐらつき、しびれ、なかなか治らない口内炎などです。

かなり進行しても痛みがない場合が多いので、つい放置しやすい症状です。

治療の方法は他のがんと同様に、手術で切除する。化学療法や放射線療法で治療します。初期に発見できれば、後遺症も少ないので、早期発見、早期治療が重要です。

直接、見れるため比較的発見しやすいがんです。治療していない虫歯も口腔がんのリスクファクターですので、、是非、荒井歯科医院で定期的に虫歯の検診をされてみてはいかがでしょうか?