周術期等口腔機能管理について
術前の口腔のケアの大切さについて
(一社)横浜歯科医師会 さんの パンフレットが とてもよかったのでご紹介します。周術期等口腔機能管理 とは、
全身麻酔手術や抗がん剤、 放射線治療の前後に、
口腔内ケアを行って、
治療中の思わぬトラブルを予防することです。
中身はこんな感じです。
順番に見ていきます。
日頃の口腔内のケアがとても大切です。
「時間がない‼️」
でも、だからこそ、リスクは避けたい。
◇がん治療には、お口の管理が必須です。
■手術後肺炎
口腔管理なし...13%
口腔管理あり...4.6%
■手術創部感染
口腔管理なし…8.2%
口腔管理あり...3.3%
■抗がん剤・放射線による口内炎
口腔管理なし…22~27%
口腔管理あり...0~6.7%
◇誤嚥性肺炎の予防にも効果的!
■発熱発生率
口腔管理なし…29%
口腔管理あり...15%
■肺炎発生率
口腔管理なし...19% 口腔管理あり...11%
■肺炎による死亡率
口腔管理なし…16%
口腔管理あり...7%
◇在院日数を減らします!
■心臓血管外科
口腔管理なし…38.6日
口腔管理あり...29日
■血液内科(悪性リンパ腫)
口腔管理なし…122.9日
口腔管理あり...57.5日
と、全てにおいて、
術前の口腔のケアは、あなたの命を守ります。
ご質問などございましたら、お気軽にスタッフまでご相談ください。